にんにくは医者を青くするのか?
医者を青くなるってどういうこと?
ニンニクを食べる、もしくはにんにくを使用したサプリメントを使用することが医者を青くすると言う話ですがこれについては学術的な根拠としてはかなり弱いと言ってよいです。
この研究結果ですが、中国の北京がん研究所による研究の結果によるお話なのですが問題も多くあり、まず、564人の胃がん患者さんと胃がんの発がん率の高いとされる中国人の方にインタビューを行いました。
そのインタビューを行った中で胃がんになる可能性のある人たちの食生活の中でニンニクを使用した食べ物を食べていた人はニンニクに含まれているアリウムが癌を予防する効果があると結論付けたものです。
ですが、どのくらいニンニクを食べていたかと言う記載も無く、ニンニクの何の成分が癌を抑制するかも分かっていないためニンニクが硬貨があったかどうかについては分からないので現状では医者が青くなるとまでは行かないと言ってよいでしょう。
科学的な根拠となるにんにくの癌を抑制する主成分が分からないことには現状ではまだ、民間治療と同じと言ってもよいですね。
元々、にんにく療法ですが、民間治療として古来よりあり、スタミナを回復させる手段として治療をする際ににんにくを使用したと言う文献が多くあるのでそういった事例からにんにく会社を青くする食材であると言うことに置き換わったものであると推測されるのが現状です。
ですので、医学的に見ると医者を青くすると言う観点については、まだ、弱いと言ってよいでしょう。医者を青くするにはすべての病気に効果が無ければいけませんからね。
もし、にんにくが医者を青くするするならば、その理由は?
にんにくは医者を青くするとされた理由ですがネギ類に含まれている主成分である、抗菌作用であるアリシンがにんにくが一番多いため医者を青くするとされています。
この抗菌成分のアリシンですが、黄色ブドウ球菌やカンピロバクター、サルモネラ菌には効果がある物質ですが、ネズミチフス菌などについては効果が認められていませんのですべての菌に対して抗菌作用があるわけではないのです。
ですが、一定の食中毒菌に対してアリシンが含まれているにんにくが効果を発揮したのは事実ですので病原体が体内に入り活動をする際の予防にはにんにくは効果がありますので医者を青くする理由にはなるでしょう。
他には免疫を高めるためのビタミンなどや体を構成する亜鉛と言った栄養成分もにんにくは含みますのでそういった栄養成分を総合してにんにくを見ることで栄養剤、病気の予防薬と考えてもよいですね。
ただし、にんにくはアリシンを多く含みますがこのアリシンには大量に取ると副作用があり、胃腸を荒らす性質があり、ビフィズス菌のように人間にプラスとなる菌も殺す性質を持っていますので腸内環境を反って悪化させることもあります。
特に名まで食べるとお腹を壊すといった方はアリシンの成分が強く働き腸内環境を悪くしている疑いがありますので加熱してアリシンを弱くするか食べる量を減らすなどをしたほうがよいでです。
どんなに体によい食材でも、大量に取れば毒となることを覚えておきましょう。
にんにくは医者を青くするデータはあるの?
にんにくは医者を青くすることに関して医学的なデータがあるかといわれるとデータはありますが一部有料です。
中国の北京がん研究所が発表した論文で1989年の論文になっており、全部を見ることはできないようになっていてすべてを見る場合は有料で見るしかありません。
この論文はにんにくが癌を予防すると言ったもので、学術的なことを言うとニンニクのどの成分が有効であるか調べられていないためデータとしては友好的なデータではないといえます。
また、1989年の研究データですので現在と当時の食料事情や生活習慣を考えると研究結果も変わりますのでデータとしてはかなり弱いでしょう。
元々は民間の風邪の予防方法としてにんにくを使用した治療が1970年以降に流行をしたのでその治療方針を学術的に結び付けようとしたデータであると考えられますので現在の医学では確たる証拠はないと言えます。
ネギやにらにんにくなどに含まれるアリシンが病気を予防すると言った研究結果については有賀豊彦が1980年にニンニクのメチルアリルトリスルフィドがいろいろな病気に効果があるかもしれないという論文を発。
、藤原元典が1951年ににんにくのアリシンがビタミンの吸収を助けると言う論文を書いてにんにく注射を考案しましたので一定の病気の予防、または回復に効果があることは認められていますが癌についてはまだ認められていないのが現状です。
ですが、将来的にはにんにくが癌に有効である成分が見つかる可能性も十分あるといえますので今後の研究に注目したいですね。