生のにんにくを食べること
生のにんにくを食べる
にんにくを生でたべること
元気が出る食べ物として知られているにんにくですが、生のままたくさん食べることはすすめられていません。
にんにくに含まれる殺菌・抗菌作用は非常に強力で、胃痛や下痢などの副作用が起こるリスクがあるためです。
特に元々胃の調子が悪い人や空腹時には食べないように気をつける必要があります。
すりおろす
ただ、調味料や添え物として生のにんにくを少量食べることに関しては問題ありません。
代表的な食べ方(加工の仕方)として、すりおろしの生にんにくでしょう。
すりおろした生にんにくは、和洋どんな食材にも合うためどんな料理に使う場合でもオススメです。
しかもすりおろすことでにんにくの細胞が活性化し、体に効果的な成分が増加することもわかっています。
例えば、すりおろすことで発生するアリシンという成分は、健康に大きな効果を発揮します。
アリシンには以下のような効果が期待できます。
○血流改善・血糖値の上昇予防
○疲労回復
○感染症予防
○食欲増進
アリシンは加熱調理すると、熱により生成されにくくなってしまう成分でもあります。
こうした意味でも、栄養を摂りたい人にとってはすりおろしで食べる方法が特におすすめなのです。
ただし先述したように、アリシンは胃や腸に刺激が強い成分でもあります。
副作用のリスクがあるので、たくさん食べる場合は加熱調理をしてアリシンの産生を抑える工夫が必要です。
生で食べる場合は、すりおろしの他にスライスして食材に添えたり料理に混ぜたりするのもオススメです。
刺身や鶏肉に添えられている料理を食べた経験がある人も多いと思います。
料理に合わせて輪切りにしたり半月切りにしたりと、特に決まった切り方はありませんが、スライスする前に芯を取り除いておくのがポイントです。
またスライスしたにんにくを揚げた料理は、ガーリックチップとして知られています。
ガーリックチップは1ヶ月以上保存できるため、毎日の料理の味を彩るアイテムとしても有効活用できます。